CO2濃度と健康の関係 - ヘルスケアのために植物を -

地球温暖化の原因とされるCO2の削減は、国際的な共通目標です。昨年12月に開かれた国連気候変動枠組み条約のCOP24にてパリ協定の運用ルールが採択され、各国の削減義務も明確になりました。

健康な地球に戻す為にはCO2を減らすことが必要です。そして人の健康にも、CO2の濃度は大きな影響を与えることをご存知でしょうか。

国は換気に関する法律において、室内のCO2濃度は、建築物において1,000ppm以下(厚生労働省/建築物環境衛生管理基準)、教育施設は1,500 ppm以下(文部科学省/学校環境衛生基準)に保つよう、定められています。何故なら、CO2の濃度が上がると、人体に悪い影響がでるからです。
東京消防庁によると、CO2は2,000ppm程度であれば有毒性はありません。しかし、濃度が3,000ppmを超えると頭痛・めまい・吐き気を起こし、6,000ppmを超えると意識を失うこともあるそうです。

CO2濃度を下げるには換気が必要ですが、高層ビルなど窓を開ける事が出来ないオフィスも多くあります。
そこで植物の活用を、グリーン・ポケットは提案します。植物は光合成を行う過程でCO2を吸収します。これは植物が持っている唯一無二の力です。当社の研究で、観葉植物の吸収量はLサイズ(人の背丈ほどの高さ)1鉢で年間1,5キロです。林野省によると20~30メートルの杉の木1本のCO2吸収量は年間約13キロですので、目安としてLサイズ10鉢を置くと、杉の木1本と同じ吸収効果が見込めるのです。

もし、皆様の職場の雰囲気が停滞しているのであれば、CO2の濃度が高くなっているのかもしれません。植物の力でCO2を減らすことで仕事への集中力が高まり、業績アップにつながることが期待されます。