今年は梅雨が長く、特に九州地方は大雨となりました。
8月に入りようやく暑さと青空が広がりましたが、全国的に日照時間も短く、農作物の不作が懸念されています。
昨年の西日本豪雨も記憶に新しく、こうした異常気象は地球温暖化によるもので、私たちの身近な生活にも影響が出始めています。
地球温暖化を加速させているのは、空気中のCO2の増加です。
その影響は気候だけではなく、人間の身体にもマイナスの影響をあたえます。
特に1日の大半を過ごす室内のCO2の増加は、眠気や頭痛などを引き起こす原因の1つと言われています。
国は、床面積3,000㎡以上の建物には衛生的環境の確保に関する法律(通称:ビル衛生管理法)により、室内のCO2濃度を1,000ppm以下で維持管理するよう規定しています。
何故ならば、室内のCO2の増加は表のような人体への影響があるからです。
東京消防庁の資料によると、室内のCO2濃度が2,000ppmを超えると眠くなり、3,000ppmからは頭痛や目まいが生じるそうです。
濃度をさげるには定期的な換気が必要ですが、窓を開けられないオフィスもあると思います。
そこで、我々の扱う植物の出番です。
植物は光合成を行う過程で、CO2を吸収し酸素を創出します。
地球上でCO2を減らすことが出来るのは、植物だけです。
この唯一無二の力を証明する為に、国土緑化株式会社は、京都芸術造形大学の銅金(どうがね)裕司教授の監修の元、観葉植物のCO2吸収量を測定しました。
これは、実際の鉢植え植物の吸収量を測定した、日本で初めての実験でした。
結果、鉢植えのLサイズ(高さ150cmから180cm)の観葉植物が、年間1,5KgのCO2を吸収することが分かりました。
スギの木1本のCO2吸収量は年間14kgですので、インドアの観葉植物Lサイズ10鉢で、スギの木1本分のCO2を吸収するのです。
観葉植物を置くことでストレスを減らすだけではなく、室内のCO2を減らして眠気や頭痛を抑える効果もあります。
このことで仕事への集中力が高まれば、業績アップも期待できるのです。
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