アオオカメヅタはウコギ科ヘデラ属のつる性植物で、耐寒性が強いため冬場に広い範囲でサービスに使用されます。

名前の由来は、葉の形がオカメのようであることからだと言われています。ヘデラ属は見かけはツタのようで名前にも使われていますが、ツタの仲間(ブドウ科ツタ属)ではなく、分類上は全く違うものです。見た目が似ているアイビーとは同類です。

また、中国の言い伝えである風水によれば、葉が下向きに伸びていく植物は気持を落ち着かせ、丸い葉を持つ植物は調和をもたらすとされています。アオオカメヅタの葉の形は、正にピッタリですね。

街はクリスマスで盛り上がっています。でも世界に目をむけると戦争が続いている地域がまだあります。遠く離れた現実にも、植物による平和がもたらされますように。アオオカメヅタのほっそりとした佇まいと丸い葉を見ていたら、そんな思いになりました。