NO,149  厳しくなるグリーンウォッシュ規制

気候変動への危機感や環境意識の高まりに伴い、ホームページなどで「環境に考慮」「地球にやさしい」と表記する企業が増えています。一方で、実際の取り組みよりも過大に宣伝しているケースもあり、これを「グリーンウォッシュ」と呼びます。英語で「ごまかす」「欠点を隠して良く見せる」という意味の造語で、実際の環境への貢献以上に良いことをしていると強調することを指します。掛け声だけで何もしていない例や説明が不足して、受け手に誤解を与えてしまうこともあります。

◎厳しくなる規制な際的な流れ

中小企業だけではなく、大手車メーカーや金融機関も指摘を受けています。今年3月、2013年以来となる「環境表示ガイドライン」の改定を発表、環境表示に関する基本項目が見直されました。あいまいな環境主張を避けること、環境主張の内容に説明を付けることなどが基本的な考え方として示されています。この流れは国際的にも明確です。

EUでは「Empowering Consumers for the Green Transition(消費者のグリーン移行を支援する指令)」が2024年に成立し加盟国は2026年3月までに国内法へ反映し、9月27日から新しいルールを適用することになっています。環境上のメリットを根拠なく強調したり、消費者を誤認させたりする表示への規制が強化されます。世界的に見ても、企業が環境について「ただ言う」時代から、「証明する」時代へ移りつつあると言えるでしょう。

◎伝えるのは変わらない植物の力

これはオフィス緑化を推進するグリーン・ポケットには大きな流れがまた来ているということです。環境に考慮した企業であることをこれからもっとアピールする時代、エビデンスがしっかりしているもの、誰もが説明できて納得できるものが植物なのです。グリーン・ポケットは「植物は人を癒す」という口伝されてきた話を産学連携研究で立証し、学会で発表しています。インドアにおける植物のCO2吸収能力の測定も行っています。また間伐材使用のプランターは森林保護の一助となっています。

グリーン・ポケットでは、2013年「緑を科学した」結果をエビデンスとした「環境と健康」の提案をスタートしました。今後の厳しい規制の中でも、私たちは変わらない植物の力を伝えていきます。